PayPalがPYUSDリワードプログラムを開始し、Arbitrumに進出

PayPalのPaxosによって提供されるステーブルコイン、PYUSDは、Cryptocurrencies Hubに少なくとも1 PYUSDをホールドしているホルダーに報酬を提供しています。このステーブルコインはArbitrumチェーンでもローンチされました。

最新の決済会社の暗号資産に関する利用規約の更新によると、PYUSD (PYUSD)ステーブルコインが、Ethereum (ETH)およびSolana (SOL)ネットワークとともに、Arbitrum (ARB)チェーンで利用可能になりました。これまでのところ、これらの3つのネットワークは「PYUSDサポートブロックチェーン」に分類されています。

さらに、決済会社はPYUSDが現在、ユーザーが参加できる報酬プログラムを持っているとも述べました。PYUSD報酬プログラムの参加者は、ホールドしているステーブルコインの量からPYUSD報酬を累積することができます。ユーザーが1.0 PYUSD以上をホールドしている限り、受動的な利回りを得るチャンスがあります。

PYUSDの報酬は、ユーザーの暗号資産ハブに保有されているPYUSDに対して適用される「PYUSD報酬率」に基づき、PYUSDの形で日次で蓄積されます。この報酬率は、保有しているPYUSDに対して得られる年率報酬です。

「あなたのPYUSD報酬を計算するために、PayPalは次のように述べました。『PYUSD報酬レートを365で割った日次の周期率(を、月の各日の間にあなたがホールドしているPYUSDの平均残高に適用します。』

報酬は、各月の初めまたは月の開始から30日以内にユーザーの暗号資産ハブに入金されます。ユーザーはいつでも報酬プログラムからオプトアウトするオプションがあり、その場合、報酬の入金が停止されます。

PYUSD RewardsプログラムのPayPalの資格条件

PYUSD報酬を受け取るためには、ユーザーはマイナス残高がない暗号資産ハブアカウントを所有している必要があります。ユーザーの残高アカウントには、ホールドされている資金や制限、制約があってはなりません。

ビジネス暗号資産ハブのホルダーは、アカウントに負の残高がなく、通常の暗号資産ハブに適用される上記の制限がない限り、PYUSD報酬プログラムに参加することもできます。

ブログ投稿では、米国に本拠を置く決済企業が、PYUSDはPaxosによって発行されているとユーザーに警告しました。したがって、Paxosに関連する利用規約が適用され、PayPalのものではありません。一方で、決済企業は事前通知のもと、いつでもUSDペッグのステーブルコインのサポートを停止することを選択できる場合があります。

しかし、PYUSDの暗号資産としてのサポートを終了する通知をユーザーに提供することは義務付けられていません。

「PayPalがもはやサポートしないと通知したPYUSDトークンを、あなたの暗号資産ハブから外部デジタル資産ウォレットに売却または移転しなければなりません」と、決済会社は声明の中で述べました。